Philosophy

ABOUT
THE ENDLESS SUMMER

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1964年に撮られたサーフィン・ドキュメントの代表作『エンドレスサマー』は5万ドルという低予算で制作し、全世界で3千万ドル以上の収益をあげた、永遠不滅のサーフィン・ムービー。
本格的なサーファー映画として製作者とサーファー2人のたった3名で作られた異色の映画として知られる。

当時28歳のブルース・ブラウン、そして21歳と18歳のマイク・ハインソン、ロバート・オーガストの2人のカリフォルニアのサーファーは、世界中を旅すれば必ずどこかに夏があることを利用して世界中の夏と新しい波を追い求めていく旅の計画を立てて(サーフワックスとバンドエイド1枚で?)実行に移していく。
サーファーたちの究極の望み『終りなき夏』の旅を実現する唯一の方法は夏を追って世界中を旅すること。さまざまな人との出会い。
危険な海でのライディング、最高の波を見つけた喜び……。二人の心に刻まれた夏に終わりはない・・・

創造性に満ちたこの映画の世界観を、ファッションを通して表現していきます。レトロサーフをアートを通して表現するサーフブランド「TES」。TheEndleesSummerの頭文字をとって表現するアパレルブランドは新しくも懐かしいリラックスライフを演出するコレクションを展開していきます。

T-SHIRTS

T-SHIRTS

「アメリカの古着を再現できないか?」
TESのTシャツ作りはここから始まりました。
油分の少ないアメリカンコットン特有のシャリ感、粗野な糸で編まれることで生まれる生地表面の凹凸感、古着独特のかすれたプリントの風合い、古着ならではの雰囲気を日本製で再現する。
そうして生まれたのが現在のTシャツです。
シャリ感、生地表面の凹凸は改良を重ねたオープンエンドと呼ばれる空気紡績の糸を使用して再現しています。
プリントのムラ感や風合いは水分量の高いインクを使用したり、現代技術のインクジェットプリンターを使用する事で再現しました。
又、着ていく中での型崩れを防止する為に製品の状態で洗い加工を施し、縮みを計算した上でタンブラー乾燥をしています。そうする事で生地が詰まり繰り返し洗濯にも型崩れしにくい頑丈なボディが生まれました。

PILE

PILE

「タオルの様なTシャツはできないか?」
パイル素材のTシャツは数多く販売されていましたが、どれも肌に触れない外側がパイルになっていて、肌に触れる内側もパイルになっている商品はありませんでした。
通常のタオルは織機で作られますが、Tシャツは伸縮が必要なので編み機で作られます。
両面をタオルの様に仕上げる編み機は無いのか?
多くの編み機を調べ、たどりつたいのがフランスの「SODES」ソデス社の編み機でしたが、残念ながら日本に導入されたのが1964年となかり古く、ソデス社も倒産している為、日本には現存している編み機はありませんでした。
しかしソデス社の編み機に惚れ込んだ日本人によって日本版のソデス編み機が開発されていました。現在残っている日本版ソデス編み機は3台のみです。
この貴重な編み機でしか両面パイルはできません。
ゆっくりと編まれる事で柔らかさが生まれ、タオルを着ている着心地に仕上げる事が出来ました。